MAPRISE は九州 7 県の不動産・防災・人口・施設データを 8 カテゴリで統合し、AI チャットの根拠資料として法令・地質・市場分析のナレッジも備えています。2026 年 5 月時点でのデータ網羅状況と、既存サービスにはない MAPRISE 固有のレイヤーを業務観点で紹介します。
MAPRISE は九州全域の不動産・金融・住宅メーカー・ディベロッパー・行政業務を支援する GIS SaaS です。2026 年 5 月時点で、九州 7 県の業務に必要な主要データを 8 カテゴリで統合し、AI チャットの根拠資料となる業界ナレッジも備えています。本記事では「いま MAPRISE で何が見えるか」を、業務観点で 8 カテゴリにわけて紹介します。
データの全体像 (8 カテゴリ)
| グループ | カテゴリ | 主な用途 |
|---|---|---|
| G1 | 基盤地図・行政区域 | 背景地図、市区町村境界 |
| G2 | 法規制・区域 | 建築制限、開発可能性判定 |
| G3 | 価格・不動産 | 地価評価、取引事例分析 |
| G4 | 防災・ハザード | 災害リスク評価 |
| G5 | 治安・事故 | 交通事故、犯罪 |
| G6 | 周辺施設・交通 | 医療・学校・福祉・公共施設・鉄道・バス |
| G7 | 人口統計・経済 | 人口推計、経済センサス |
| G8 | 個別物件・3D | 主要都市の建物 3D モデル、未利用地、地番図 |
G1-G2: 法規制系 — 用地仕入の即時判定
不動産仲介・住宅メーカー・ディベロッパーの全業務で必須の「建てられるか / 建てられないか」の判定情報を、地点クリック 1 回で集約表示します。
- 用途地域(13 区分。建蔽率・容積率・絶対高さ制限の起点)
- 防火地域・準防火地域(木造可否 / 耐火建築物必須の判定)
- 高度地区(高さ制限)
- 区域区分(市街化区域 / 市街化調整区域)
- 都市計画道路・都市計画公園・地区計画
- 農業地域・森林地域(農地法・森林法による転用制限)
- 盛土規制区域(2023 年 5 月施行の盛土規制法対応)
これらをワンクリックで集約表示する構造は、既存の公的閲覧サービスでは個別表示が限定的な領域です。
G3: 価格・不動産 — 約 20 年分の地価と豊富な取引データ
地価評価・市場分析の基盤データを、ポイント表示・年度別比較・変動率マップ・取引事例の散布図として可視化します。
- 公的に整備された地価情報(約 20 年分の時系列)
- 不動産取引価格(直近を含む多数の取引)
- 登記地図・農地の境界(参考表示)
- 鑑定評価書情報(実装拡張中)
地価データは年度ごとにフォーマット差異がありますが、MAPRISE は内部で正規化することで世代差を吸収しています。
G4: 防災・ハザード — 主要ハザード + 地質
担保評価・重要事項説明・施主向け説明に必須。
- 河川、避難施設
- 地質ポリゴン(軟弱地盤 / 良好地盤の識別)
- 土砂災害警戒区域
- 洪水浸水想定(想定最大規模)/ 浸水継続時間 / 内水浸水 / 土砂災害 / 津波浸水想定
加えて、地震シミュレーションのβ機能が稼働しており、主要シナリオ × 建物別倒壊確率を統合分析できます。
G5: 治安・事故 — 直近数年分の事故・犯罪情報
エリア別・年度別・種別別フィルタで、物件周辺の治安動向を可視化できます。
G6: 周辺施設・交通 — 周辺データの一括表示
物件立地評価の POI として、医療機関・学校(小中学校区ポリゴン含む)・福祉施設・公共施設・鉄道路線・バス停などを統合表示。
AI 対話に「この地点の半径 1km 以内の医療機関・学校・避難施設を教えてください」と聞くと、件数と最寄り施設が距離順のリストで返ります。
G7: 人口統計・経済 — メッシュ × 多時点の将来推計
MAPRISE 最大の差別化要素のひとつ。「30 年後この立地は残るか」の判断材料。
- 国勢調査小地域
- 将来推計人口(複数版・複数時点)
- 経済センサス
- 財政力指数
- 住宅着工統計
タイムスライダーで年度を切り替えながら、地価との重ね合わせで地価上昇と人口維持が両方揃った有望立地を即座に識別できます。
G8: 個別物件・3D — 主要都市の建物カバレッジ
3D 都市モデルの統合により、地震シナリオごとの建物別倒壊確率分析や、土地利用メッシュの時系列比較(過去から現在までの複数時点)が動きます。
外部参照タイル(多数)
国土地理院、ハザードマップポータル、産総研シームレス地質図など、公的に提供されるラスター・ベクタータイルを直接参照しています。航空写真の長期タイムライン(戦前期〜現在まで)も提供。
AI チャットの根拠資料
PostGIS データに加えて、業務領域ごとに整備した解説資料を AI チャットに連結しています。
- 法規制解説(用途地域 / 防火地域 / 区域区分 / 農地法・森林法 / ハザードと担保評価)
- 地質・地震(地質リスク、九州地質概要、主要活断層帯)
- 住宅メーカー業務(建築基準法集団規定、建築確認手続き、瑕疵担保・性能表示)
- 市場分析(市場動向、地域別住宅着工統計)
AI チャットに自然言語で質問すると、これらから関連情報を引いて回答します。
ライセンス・商用利用条件
すべてのデータは商用利用可能なライセンスで運用しています。出典表示を MAPRISE 全画面で実装。国土地理院タイル・ハザードマップタイルは再配布禁止のため直接参照のみ、独自キャッシュは実施していません。
競合との比較
| 機能 | 公的閲覧サービス | 既存 GIS(汎用) | 既存 GIS(専門) | MAPRISE |
|---|---|---|---|---|
| 分割画面表示 | ❌ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
| 時系列比較 | △ | △ | ⭕ | ⭕ |
| ワンストップ DD | ❌ | ❌ | ❌ | ⭕ |
| AI 対話 | ❌ | ❌ | △ | ⭕ |
| 鑑定評価書 統合 UI | ❌ | ❌ | ❌ | 🟡 拡張中 |
| AI 自動レポート PDF | ❌ | ❌ | ❌ | ⭕ |
| 月額 (Pro 同等帯) | 無料 | 約 30,000 円〜 | 約 60,000 円〜 | ¥7,800 |
※ 競合各社の月額は 2026 年時点の公開情報に基づく当社調べの参考値です。最新・正確な価格は各社の公式情報をご確認ください。
特に「ワンストップ DD」「AI 対話」「鑑定評価書統合 UI」は、2026 年時点の当社調べでは MAPRISE の強みです。
今後の拡張予定
- 鑑定評価書情報の統合 UI 拡張
- 住宅メーカー業務向け追加データ(日影規制指定区域、敷地調査記録 など)
- 中国地方展開(時期は別途)
- 中精度地震揺れシミュレーション
まとめ
MAPRISE が 2026 年 5 月時点で提供できるデータ量は、九州 7 県を 1 つの SaaS で完結させる規模感 に到達しています。今後は鑑定評価書・住宅メーカー向け追加データを充実させながら、隣接地域への展開準備を進めます。
データソースの詳細は /data-sources、更新履歴は /data-updates でご確認いただけます。
ご意見・ご質問は info@maprise.jp までお気軽にお寄せください。
タグ: #データ #九州 #GIS #不動産 #データカタログ
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📝 九州 GIS データの現在地 — MAPRISE が統合する 8 カテゴリの全体像 MAPRISE は九州 7 県の不動産・防災・人口・施設データを 8 カテゴリで統合し、AI チャットの根拠資料として法令・地質・市場分析のナレッジも備えています。2026 年 5 月時点でのデータ網羅状況と、既存サービスにはない MAPRISE 固有のレイヤーを業務観点で紹介します。 https://maprise.jp/ja/blog/kyushu-gis-data-snapshot/ #データ #九州
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📝 State of GIS Data for Kyushu — An 8-Category Overview of What MAPRISE Integrates MAPRISE integrates real estate, hazard, demographic, and facility data for all seven Kyushu prefectures into 8 business-oriented categories, with industry… https://maprise.jp/en/blog/kyushu-gis-data-snapshot/ #data #kyushu
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